奈良県有名専門店会とは

ごあいさつ

有名専門店会は60数年の古い歴史を持ち異業種の会員が相寄り、それぞれの立場の会員が地域の専門店として常にお客さまの信頼を得るべく、がんばって居ります。
昨今非常に厳しい環境下において消費者の動向を常に観察し少しでも御満足頂けるよう心掛けて居ります。
今後共よろしく御指導・御支援をお願い申し上げます。

沿革

地域と共に歩んだ半世紀。異業種交流の先駆けとして

2010年で60周年を迎えました
敗戦後の荒廃から徐々に立ち直りつつある中で、奈良県の伝統ある専門店が結集し、商業の復興と地域振興に資することを目的に設立された(1950年)同会は、奈良・天理・桜井・大和郡山・大和高田の5都市で産声を上げ、異業種交流を促進することによって、顧客ニーズを的確につかむとともに、共同事業の展開によって地域の商業発展に大きく貢献してきました。
発足の経緯と歩み
敗戦直後の混乱もようやく落ち着きを見せ始め、経済統制も解除されて各地で有名専門店会の組織化がぼつぼつと始まった時期でした。奈良新聞社の 前身である大和タイムス社がこれを提唱され、田中治郎、中西寛両氏らが中心になって働きかけられました。それを受けて、奈良・天理・桜井・大和郡山・大和 高田の5都市で発足しました。その趣旨は、戦後の混乱した経済社会の中で、異業種交流を推進することおよび、共同事業の推進によって顧客情報を共有し、そ のニーズを的確に把握するとともに、親睦を深めてお互いに切磋琢磨していこうということでした。実際の組織化にあたっては、各業種から最低一店舗は入れよ うということで、これという店をピックアップし、声を掛けていったのです。
共同事業としては、お客様を一泊旅行に招待し、浴衣の生地を配って、それで浴衣を作ってきていただくという企画など、さまざまな取り組みをしました。
やがて日本経済の復興も、軌道に乗るようになり、神武景気、岩戸景気から高度経済成長時代に入って、活発な商いと活動を展開するようになりま した。その後、オイルショックによる不況などいろいろなことがありましたが、現在は奈良・天理の2つの都市の会で活動を継続しています。